エスタイン王国について

エスタイン王立学園のある「エスタイン王国」は、ファーン復活暦1003年に邪竜を倒した勇者アーヴェル=エスタインによって築かれた国です。

世界を破滅に導こうとした邪竜、その邪竜を崇める邪教集団『黒き炎』と日々闘ってきた勇者アーヴェルとその仲間達。彼らは長い旅の途中、旅人というだけで疎まれ、蔑まれ、時にはあらぬ疑いをかけられて石もて追われたりと、辛い経験をしてきました。

――この世のどこかに、冒険者が安心して暮らせる国があればいい――。

そんな思いを抱いていた勇者アーヴェルが、邪竜を倒し世に平和をもたらした褒章として、東大陸北部に位置するウェイシャンローティ国の国王ジャスパー二世からいただいた土地に建国したのが、このエスタイン王国です。

エスタイン王国の特徴は、国民全員が冒険者、または元冒険者という点です。
建国王アーヴェルの掲げた「冒険者が安心して暮らせる国」という理念に共感し、世界中から冒険者が集まってきたことにより、いつしかこのような変わった国民性が生まれました。