八大種族について

 幻想世界ファーンには八種類「人間(平原人)」「森人」「草原人」「花人」「空人」「山人」「海人」「川人」の人族と、その混血が存在します。それぞれ発祥の大陸がありますが、時が経つにつれ他大陸に移住し、世界各地に散らばっています。

 このうち、エスタイン王立学園に入学する生徒のほとんどが「人間(平原人)」「森人」「空人」「山人」「人間と森人の混血」です。(草原人と花人は学校そのものに馴染みがなく、海人と川人は地上での行動がほぼ不可能なため)
 ただし、教職員の中には海人・川人の臨時講師(水泳指導)や草原人の探索術指導教官、花人の用務員(花壇担当)などもおります。


人間(平原人・へいげんびと
 平原人とは古い言い回しで、人間と呼ばれることがほとんどです。
 中央大陸を発祥の地としていますが、その適応能力の高さから全世界へ移住し、それぞれの大地にあった暮らしをしています。
 全世界で一番人口が多く、ほとんどの大陸で人間の国が大多数を占めています。

 寿命:約80才
 身長:170cm(成人男性)・160cm(成人女性)
 特徴:特になし
 髪と目の色:様々
 肌の色:様々
 

森人(もりびと)
 耳が長く尖った、森と共に生きる種族です。
 西大陸を発祥とし、森の中に村を作って暮らしていますが、その場所は決して他種族に明かされることはありません。また、一つの村で一つの家族という考え方をしています。
 保守的な種族で滅多に森の外に出ることはありませんが、まれに好奇心旺盛な若者が旅に出たり、何かの命を受けて森を出る者もいます。
 生まれて15年ほどは人間と同じように成長しますが、そこからの成長は非常にゆったりとしたものになり、外見が人間でいう二十代になったところで成長が止まります。
 350才を過ぎた辺りからまた年をとりはじめ、やがて老人の姿になりますが、高齢の森人は隠者のように誰とも会わなくなり、いつしか森に還ります。
 草原人に対して「兄弟関係」に近いものを感じているようで、「草原の弟(妹)」と呼びかける習慣があるようです。

 寿命:約500才
 身長:190cm(成人男性)・170cm(成人女性)
 特徴:長く尖った耳・華奢な体型
 髪と目の色:緑、青、茶、金、銀など
 肌の色:白色
 名乗り:森と村の名前を頭につけて名乗ります(例・ハーツォの森リゼルの村のレーラ)
 

平原人と森人との混血
 平原人と森人の間には混血児が生まれます。先の尖った耳が特徴で、草原人と間違われることもあります。
 生まれてから10年ほどは人間と同じように成長しますが、それからはゆっくりとした成長になります。
 森人と違って成長は止まりませんが、若く見られることは間違いありません。
 人間からも森人からも疎まれていた時代がありましたが、最近ではさほど偏見をもたれることはないようです。
 大抵は冒険者として暮らしています。

 寿命:約100才
 身長:180cm(成人男性)・160cm(成人女性)
 特徴:先の尖った耳・華奢な体型
 髪と目の色:様々
 肌の色:様々
 

草原人(そうげんびと
 小柄な種族で、草原に暮らしています。
 もともとは西大陸の草原にいた種族ですが、その一つ所に留まれない好奇心旺盛な性格のおかげでいまや五大陸全体に散らばっています。
 集団で行動すると言う考えがないため、ほとんどは気ままな一人旅。伴侶を得て(結婚という概念はありません)子どもを授かっても、その子どもがある程度成長すれば、また放浪の旅に出るのです。
 物事をあまり深く考えず、更に無類のお祭好き、というのがおおよそ共通した性格のようです。
 耳が少々尖っているところを除けば、まるで人間の子どもとそっくりなため、間違える者も多いようです。
 森人に対して「兄弟関係」に近いものを感じているようで、「森の兄(姉)」と呼びかける習慣があるようです。

 寿命:約200才
 身長:150cm(成人男性)・130cm(成人女性)
 特徴:先端が尖った耳、子どものような体型
 髪と目の色:緑、青、金、銀、茶など
 肌の色:黄色、褐色
 

花人(はなびと)
 草原人から進化したといわれる、背中に蝶々のような羽を持つ、ごく小さな種族です。
 西大陸発祥の種族ですが、花から花へと飛び移っているうちに世界中に広がっていきました。
 野に咲く花だけでなく、町の花壇などでもその姿を見かけることがあります。
 薄い羽は風や雨、雪には弱く、冬の間は家の軒先や木の洞などで雨風をしのぎながら、春が来るのを待っています。
 その小さな手でとても繊細な手芸や工芸を行う者もいます。

 寿命:約40才
 身長:30cm(成人男性)・25cm(成人女性)
 特徴:背中の羽
 髪と目の色:様々(明るい色が多い)
 肌の色:白色 
 名乗り:姓を持たず、個人名のみを名乗ります。(花の群生地に暮らす花人は、その花の名前を姓のように名乗る場合もあるようです)
 

空人(そらびと)
 背中に翼を持つ種族です。
 東大陸の山脈に集落を作り、主に狩猟を行なって生活しています。
 その機動力をいかした伝令ギルドは多くの人々に利用されています。また、傭兵として各国に雇われることも多い種族です。
 背中の翼は多少の雨風にはびくともしませんが、豪雪や強風には太刀打ちできません。

寿命:約60才
身長:170cm(成人男性)・160cm(成人女性)
特徴:背中の翼
髪と目の色:様々(黒髪は珍しく、忌み子として迫害された時期も)
肌の色:白〜褐色
翼の色:様々
名乗り:部族名を頭につけて名乗ります(例・高き風のアールス=フォルト)
 

山人(やまびと)
 褐色の肌とがっしりした体格を持つ種族です。
 南大陸の火山のそばに村を作り、鍛治を主な生業としています。
 山人同士の団結力は強く、村同士の交流も盛んです。また、他種族との交流も盛んで、人間の街にも山人の鍛冶屋や武器屋をよく見かけます。
 頑固で職人気質な者が多いようです。
 生まれてから50年ほどは人間と同じように成長しますが、そこで外見的成長は一旦止まります。山人にとって50歳頃が肉体的な全盛期であり、その状態で人生のほとんどを過ごします。250歳を過ぎた頃から老化が始まります。

 寿命:約300才
 身長:160cm(成人男性)・150cm(成人女性)
 特徴:褐色の肌、がっしりとした体躯
 髪と目の色:茶色・黒
 肌の色:褐色〜黒色
 

海人(うみびと)
 海に暮らす、下半身が魚状になっている種族です。水陸両方で呼吸が行なえますが、長い間肺呼吸を行うことは出来ません。
 海中の洞窟や難破船、地震などで沈んだ古代の都市などを利用して町を作り、そこで生活しています。
 大抵は漁師として生活していますが、船の水先案内人や海難救助を仕事とするものもいます。

 寿命:約300才
 身長:180cm(成人男性)・170cm(成人女性)
 特徴:魚のような足・耳の後ろのエラ・水中では超音波で会話
 髪と目の色:緑、青、黒など
 肌の色:青みがかった白色
 

川人(かわびと)
 川や湖、岸辺に暮らす種族です。
 手足の指の間に薄い膜のようなヒレを持ち、耳の後ろにある小さなエラをもっています。水中ではそのエラで呼吸しますが、地上では肺呼吸に切り替わります。
 海人と違い、一日程度なら地上にいることができます。
 主に魚を捕って生活しており、その魚を加工して他の種族と取引したりしています。
 深い川や湖の中などに集落を形成していますが、物や場所は共有するものという考え方をしているので、他種族と時折もめることがあるようです。
 文字をもたず、口伝によって歴史を伝えています。

 寿命:約100才
 身長:160cm(成人男性)・140cm(成人女性)
 特徴:ヒレ・エラ
 髪と目の色:様々(大抵は水中で目立たない薄緑や薄茶など)
 肌の色:白色 
 

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